Windows 11向けの機能更新プログラム「Windows 11 2023 Update(23H2)」がリリースされましたが、みなさんのパソコンはWindows 11の 22H2から23H2へとアップグレードされたでしょうか。
先週多くのパソコンは通常の更新プログラム時にアップデートされたのではいでしょうか。今回の大型アップデートではどんな機能が追加されたのでしょうか?
といっても今回は9月末にリリースされた22H2の更新プログラムで大半の新機能がプレビューとして搭載されて、今回の更新でその新機能が有効化されたという事になっているようです。
気になる事と言えばサポート期限が23H2になった事で2025年11月11日迄となった事です。現在アップデートしていない22H2は2024年10月8日迄がサポート期限となります。
今回の更新でサポートのサイクルが2年ということがはっきり示されたのかもしれません。よって、アップデートをきちんと行っていかないと正当なサポートが受けられなくなる事を意味しています。
今回のアップデートの注目は「Copilot in Windows」と言えそうです。
Microsoftでは、全ての製品に「Microsoft Copilot」としてAI機能を組み込んでいくとしていますので、今回のWindows版は「Copilot in Windows」と言えます。
このCopilot in Windowsは、ChatGPTなどの大規模言語モデル(LLM)を利用したAIアシスタントで、一般的な質問に答えてくれます。さらに、普通の会話文を入力することでWindowsの操作がで来るのが特徴です。
もちろんマイクを使っての音声での指示も可能です。まだ、多くの機能は使えないのですが、今後の機能アップに期待したいですね。
現在出来るものとしては
●ダーク/ライト モードの切り替え
●スクリーンショットの撮影
●音量にミュート
●メモ帳などのアプリの起動
●トラブルシューティングツールの起動
●Edgeで表示している情報の質問(ただし、Bing ChatとMicrosoft Edgeコンテンツを共有している必要があります。)
ペイントアプリでの背景を削除出来るようになりました。ペイントは今後AIによる画像生成機能となるCocratorが実装されるとも言われているので楽しみです。
忘れていけないのが、以前はタスクバーの中央に「チャット」アプリが固定されていましたが、無料版のTeamsのアイコンに置き換わっています。
よく使っていたSnipping Tool(スクリーンショット・ツール)ですが、スクリーンショットで取得した画像からテキストを抽出出来るようになりました。
Clipchampで、素材を選択するだけで自動的に動画を作成出来る機能が正式に利用可能となりました。
エクスプローラーのデザインが更新されました。ツールバーの配置なども更新され、新たにギャラリービューが追加され、PCに保存されている写真を一覧表示出来るようになりました。
他たくさんの機能が改善されてもいます。
実際に操作してその利便性を感じて下さい。中には不要、イヤ不便になったと感じる方もいるかもしれません。
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