皆さんは1度でも、LANケーブルをチェックしたことがありますか?
最近IPv6にグレードアップして、高速化を図ったんだけど、思ったほど速度改善にはなっていないと言う知人がいました。よく話を聞くと、無線LANはかなり早くなったと言うのですが、LANケーブルで接続しているパソコンが、いままでとほぼ変わりないと言うのです。
このトラブルはLANケーブルです。
LANケーブルにはカテゴリーという通信速度・周波数などの違いにより分類されています。
いままでインターネットに接続するプロバイダーとの契約で通常のIPv4での接続の場合は、最大通信速度が100Mbpsです。よってLANケーブルはカテゴリ5以上なら大丈夫です。
IPv6接続になると1Gbps接続となるので、カテゴリ5e以上のLANケーブルが必要となってきます。
最近では高速な10Gbps、そして40Gbpsでの通信へと高速化されていきそうです。
このLANケーブルが最大通信速度を下回るカテゴリのLANケーブルを使用していると、その最大速度を出すことが出来ません。
知人の家でもせっかくIPv6に速度アップしたのに、LANケーブルはカテゴリ5の最大通信速度が100Mbpsの仕様でした。早速、将来の事も考えカテゴリ7の10Gbpsの最大通信速度10Gbpsに交換してみました。交換後、速度を計測するといままで90Mbps前後だった速度が、なんと500Mbpsと高速化されました。
専門家によるとLANケーブルもカテゴリーだけではなく、耐ノイズ性の高いものが安定していると言いますが、一般家庭の短い距離の場合はさほど関係はなさそうです。(目安は20m以内なら上位カテゴリを選択しなくても良さそうです。)
ではLANケーブルのカテゴリーどうやって見分ければ良いでしょうか?
ケーブルによっては表示されている形式が違ったりしています。代表的な2つの見分けの一覧表をご覧下さい。
もう一つ注意は、インターネット回線と接続するモデムやルーターのLAN接続がどの位の通信速度に対応しているかです。最近のパソコンはほぼ1Gbps対応ですが、最近では2.5Gb対応LANポート搭載とかも出てきています。
無線LANとは違い外的要因で速度が落ちることはありませんが、配線が難しい場合もありますね。
上手にLANケーブル接続と無線LAN接続を使うと良いですね。
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