会食感染拡大を誇張した結果

収まる傾向どころか、日々拡大している新型コロナウイルス感染者数です。

日本を除く多くの国では、人流を止める事で感染を防いできました。

しかし、日本は人流を止める事なく「旅行」「会食」を進めてきました。感染症の根本的な対策「人流を止める」は日本では実施されませんでした。

その結果が現状なのだろうと思います。

第一波が起きたときには、得体が知れないという恐怖感で外出をしない傾向にありましたが、第一波での感染者が少なくなってきたタイミングに合わせて実施されたGoToキャンペーンでその恐怖は取り払われてしまいました。

この時にマスコミは「新型コロナウイルス感染症を正しく怖がろう」などと言っていましたが、この時に既に気の緩みは始まっていました。

もうひとつ「若者の感染率が低い」という事を報道しすぎた結果が、変異株が増加していても感染率が高くなった若者に響いていないように見えます。

そして第二波、第三波と「緊急事態宣言」を発令し、どんどんとその宣言にも慣れっこになってしまい「緊急事態宣言」そのもにに効果がなくなってしまいました。

「緊急事態宣言」の効果がなくなってしまったにもかかわらず、第四波を目前に「まん延防止等重点措置」が発せされても全くといって人々には響くものがない状態です。

この経過の中で多く言葉を聞かれたのが「会食」という言葉です。

いつの間にか「会食」での感染を防止すれば感染拡大を防げるという事になり、根本的な人流を止める事が皆無になってしまいました。

ある人は昼会食は問題なく、夜遅くの会食が感染を拡大させていると勘違いし、外での会食がダメならそれぞれの家での会食なら大丈夫と勘違いし、何時の間にか家庭内感染者が増加傾向となりました。

経済を止める事は出来ない=旅行業関連・飲食関連を止められない事になってしまい、現状にいたっていて、飲食を制限されたサラリーマン、若者が路上飲み会に発展してしまったのではないだろうか。

日本人の毎日アルコールを飲むという人は5人に1人と言われています。そういう現状もあってか道路交通法でも飲酒に関しては厳しい定めがあります。もちろん飲酒によるいろいろな麻痺現象があり、声が大きくなったりというのは飛沫が飛び散る最大の原因にもなります。

昨日もテレビで多くの人が缶ビールを片手にマスクをせずに大声で会話している様子を見ましたが、これで感染を防ぐなんて出来る訳がありません。

これが毎日アルコールを飲む人の割合が世界24ヶ国中、日本が21%で最多であることの証明なのかもしれません。つまり国会議員だろうが、官僚だろうがこの21%に含まれている方がいるという事実です。結果今まで報道されてきた会食での感染も至極当たり前のように思えます。

やはり「飲食」ではなく、「人流を止める」ことが最大の感染防止効果である事は間違いのないことです。

おそらく第四波となり、「緊急事態宣言」が出されても何一つ今までとは変わらず、この増加傾向は抑えられないのではと危惧されます。

「マスク会食」は確かに感染拡大を防ぐひとつの方法であって、全てではありません。

感染拡大を抑える手段として「マスク会食」ばかりが報道され、基本的な人流を押さえる事が重要だという事をほとんど聞かなくなりました。

その結果が現状であり、感染拡大を防げない一番の理由です。

海外は、その人流を長期に止め、ワクチン接種まで持ってくことが出来ているので減少傾向にあります。

日本は全く逆で、人流を止める事なく焦点を「会食」に持って行き、何とかワクチン接種までと思っていても、予想通りにワクチンが日本に届いておらず、一向に減少に持って行くどころか増加傾向になっています。

もう期待感ではなく、確実に実効性のある政策を実施しなければ、オリンピックどころか感染拡大を止める事は出来ないように感じます。

今更ながらに日本の「感染症対策」の無知さに失望するばかりです。

それでも国民1人1人の「感染症」に対する正しい恐怖と「人流を止める」事が感染症を抑える最大の効果だという事を再認識する必要があります。

私はその国民の1人として「不要不急」の外出は避けております。

人のためではなく自身の命を守るため、家族の命を守るため今できることをしっかりと継続しましょう。

※ココに記載した内容は個人的な思いです。

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