介護業界のピンチ

2020年1月~9月の間に、老人福祉・介護事業の倒産件数は94件あったそうです。

これは前年と比較しても10.5%の増加となっているようです。

さらに倒産した通所・短期入所介護事業は30件で、前年同期25%だったという事も伝わってきています。

※この数値はいずれも東京商工リサーチさんの公表している数値となっております。

全面にはコロナの影響という事もありますが、それ以前から危惧されてきた事でもあります。

一番の現金は、人員の不足といえます。

人員不足を招く最大の理由は、「過重労働」及び「低賃金」にあるようです。

また、こんな事も聞かれます。

介護ヘルパーを止めた理由は「人間関係で止めた」というのです。

「シモの世話が嫌で、介護の仕事を辞めた」という人はいないそうです。

そうですよね。

シモの世話を含めてヘルパーとして仕事をするわけですから、嫌なら最初からヘルパーの仕事をしていないと思います。

要は「高齢者から延々と聞かされる身内の悪口」だそうです。

そのストレスが溜まって止めたというわけです。

もう少し働く環境の改善がされない限り、この問題は解決に向かわないのかもしれません。

高齢化社会にあっては、安全で楽しい老後は、今のところ厳しいようです。

助けを求めている方のために働きたいと思っていても、人手不足による1人1人にかかってくる過重労働、さらに労働の対価に見合わせない低賃金、そして対人関係による悩みがどんどんと労働意欲をそぎ取ってしまうようです。

この基本的な事は、家庭での介護でも同じなのではないでしょうか?

かなりの介護に対する事例は集まって、研究もされてきています。

その内容をきちんとした形で「介護」のあり方を、個人、事業者を問わず実践していく時期に来ているのではなでしょうか?

こうしている間にも、確実に高齢化は進み、介護を必要としている人が日々増えています。

現在介護にあたっている方には「ガンバレ!」という言葉しかありませんが、制度としての改善を行政に望みたいです。

 

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